ここまで睡眠を改善していくことで、疲れがとれ始め、余裕が出てきました。
そこで、より睡眠の質を高める方法がないかと検討したところ、やはり「食べ物」に行き当たりました。
ここではサプリやスーパーフードに頼らず、普通のスーパーで手に入る食べ物を使った睡眠改善をご紹介していきます。
快眠に必要な栄養素とは
これはずばり「トリプトファン」と「グリシン」です。
トリプトファンは、しあわせホルモンこと「セロトニン」の材料です。セロトニンは自律神経を整え、リラックス効果を増加させます。またセロトニンは夜になると睡眠を促す「メラトニン」に変化します。トリプトファンは体内で作れないので、積極的に摂取していくことが大事です。
グリシンは、体の中心温度を下げる効果があります。睡眠は体が温まりすぎると寝苦しくなり、睡眠の質が落ちるとされています。雪山で遭難した時に出てくる「寝るなー!」のシーンは、この中心温度が下がっているため眠りやすくなってしまうからですね。
食べ物を見直す
それでは、各栄養素を効率的に摂取するためにはどんな食べ物がいるかを考えます。
トリプトファン系食べ物
これは豆類、乳製品、卵、ゴマなどの種子類、バナナ、魚介類です。
私は現在でも、1日2回「黒ゴマときな粉を豆乳で割ったもの」、「ヨーグルト」、「ゆで卵」、「納豆」、「バナナ」を摂取しています。どれもスーパーで手に入りそうですね
グリシン系食べ物
牛肉、鶏肉、貝類、魚介類です。
一番手に入りやすいのは「鯖缶」です。できるだけ加工されていない「水煮」がよいそうですが、私はみそ味が好きなので「みそ煮」をよく食べます。
少し凝ったものですと、牛骨を使ったボーンブロススープを飲んでいます。料理の下味に使うと深い味わいになるので、今では家族全員で飲んでいます。牛骨は捨てる部位のため、比較的安くお肉屋さんで手に入ることがあります。良ければ試してみてください。
ついでに食べ方も見直す
せっかく食べ物も気を付けていますので、おいしくいただきたいと思います。
ここでは、「よく噛む」と「調味料を控える」をお送りします。
よく噛む
毎度おなじみのメソッドではないかと思います。1口30回は噛んでおります。食べ物の消化は、私たちが考えるよりもはるかに体力を使うのだそうです。この消化を助け、なるべく体力を使わないようにするため、よく噛むことは大事です。
調味料を控える
これは調べたことではないのですが、なんとなく欲しくなかったのでやめました。当時の私は食事を「調味料の味で食べている」ような感覚で、「舌触りや食材の味を感じながら、栄養を摂取している」という感覚ではありませんでした。
調味料にも栄養素がありますので、極端な考え方ではありましたが、体が自然と「ほしい!」と感じるまでなるべく控えることにしました。
食べ方の例としては、納豆に入っているタレやからしを使わないといった食べ方ですね。まぁ味気ないですが刺激が少なくストレスがより少なくなると思いこんでやっておりました。
今では、調味料の味と食材の味をも楽しみながら栄養も取っております。一時的ではありましたがやってみてよかったと思います。
まとめ
今回は快眠のための栄養素と食べ物のほか、食べ方を紹介しました。
栄養素はあまり意識しなくても大丈夫です。毎日の食事で摂る食べ物に少しだけ気を付ければいいと思います。掲載した食品は手に入りやすくコスパがいいものをばかりです。
また、食べ方も丁寧に食べると体には優しく、よく眠れるようになります。
是非取り入れてみてください。
皆さんのお力になれれば幸いです。
Special thanks to you !
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